学び舎 / 北原孝彦の経営論
採用するほど忙しくなる社長へ。作業ではなく、未来を任せる
人を採用したのに、教えることも確認することも増えてしまう。人数を増やす前に、どんな仕事の渡し方をしているかを見てほしいと思います。
この記事で伝えたいこと
その人を事務員で終わらせない。作業だけではなく、未来を振る。どうなりたいのかを、一緒に話すんですよ。
作業を振る
決まった処理を終える
未来を振る
目的に向けて考え、提案する
作業を渡すだけでは、判断は社長に残る
これを入力して、これを送って、終わったら確認してもらって。そんな指示だけだと、作業が終わるたびに次の指示が必要になります。仕事は渡したつもりでも、考える役割は自分に残っている。採用するほど重くなるのは、こういう渡し方が続いているからかもしれません。
作業を渡すだけでは、判断は社長に残る
事務の先にある可能性を見る
例えば自社の事務を担えるなら、その力を外部の仕事にも生かせるかもしれない。受けた仕事をほかの人へ渡し、チームで動かせるようになるかもしれない。これは必ず事務代行を始めようという話ではありません。その人の仕事を、言われた作業だけに閉じないという見方です。
本人の未来と、会社の未来をつなぐ
なぜ来てくれたのか。どうなりたいのか。そこを聞いたうえで、周りを手伝うことが自分の成長にもつながると伝えていきます。本人が求めているものを知らずに、役職だけ与えてもリーダーにはならない。一緒に学び、役割の意味を共有する時間も、仕事のうちなんです。
自社で確かめること
この記事のまとめ
作業だけでなく、本人が育つ未来と役割を任せる。
- 入力や確認などの作業だけを渡すと、判断する仕事は社長に残る。
- 本人がどうなりたいかを聞き、その思いと会社の未来をつなげる。
- 周りを動かす経験や役割の意味も渡し、考えて提案できる人を育てる。
