この記事で伝えたいこと
共に経営する人を、先に考える。
自分だけの報酬と生活水準を先に上げると、パートナーを同じ条件で迎えにくくなる。私は、一緒に歩む人を先に置くことを大事にしているんです。
月40万円私が話した当時の役員報酬
報酬を増やせることと、取ることは別
売上や利益が増えたら、社長の報酬を上げる余地は生まれます。ただ、その余地を全部自分の生活へ振り向けると、次に役員やパートナーを迎える条件が作りにくくなる。私は、自分と限りなく条件をそろえて一緒に経営する人を考えているから、その前提を崩さない使い方を選びます。取れる額だけで報酬を決めないんです。
自分を先に上げる
生活水準が固定される
仲間を先に考える
迎える条件と余力を残す
生活水準が、組織の形を固定する
報酬に合わせて生活費を大きく上げると、あとで下げる判断が難しくなります。その生活を維持するために、自分が売り続ける形へ戻ってしまうこともある。私は、規模が十億円を超えた段階でも、役員報酬は月四十万円だったと話しました。これは全員の適正額ではありません。先にパートナーを配置するという私の優先順位の話です。
何のための報酬か、未来から考える
今の暮らしに必要なものは何か。会社に次の人を迎えるには何を残すか。役員報酬を見るとき、税金や生活費の話だけで終わらせず、どんな会社を作るかへ戻ってください。自分だけが伸びる形を続けるのか、一緒に経営する人が増える形を作るのか。そこを決めれば、報酬の使い方と残すお金の意味も変わってきます。
自社で確かめること
この記事のまとめ
役員報酬は、取れる額だけでなく、仲間を迎える未来から考える。
- 利益が増えても、その余地をすべて社長の報酬と生活へ振り向けない。
- 一緒に経営する人の条件と余力を残し、生活水準で組織の形を固定しない。
- 北原自身の報酬額を適正額の基準にせず、自社が作りたい会社から優先順位を決める。

