経営者のリアル相談室採用・人材育成
採用は高い給与だけで決まらない。良い人の基準と育て方を考える
給与を上げれば、任せられる人が来るのでしょうか。採用の相談では、報酬の条件と、その人に求める姿勢を分けて見ることが大事です。
今回の相談
焼き菓子事業給与を上げれば、
任せられる人が来る?
相談の状況
入口の条件
次の役割
成長と報酬
いま起きていること
募集給与や、リーダーを迎える方法を検討している。
相談したいこと
任せられる良い人を採用するには、給与をどこまで上げればよいでしょうか。
給与の高さより、担う役割と成長を見る。
高い給与なら良い人が来る、とは限りません。やり抜く、折れない、自分で企画できる。どんな人を育てたいかを決めて、今いる人にも目を向けてほしいんです。
入口の給与を高くすれば、採用できる?
業界水準と、上がる道を示す
焼き菓子事業の採用で、募集給与やリーダーの迎え方について相談を受けました。私は、業界の水準も見ながら、入ったあとにどの役割を担い、どう報酬が上がるかを考えてほしいと思っています。
入口の高額な給与だけで引き寄せると、その条件を求める人との関係になることがあります。会社でどんな成長ができるかも伝えるんです。
リーダーは外から迎えるしかない?
今いる人から、役割を担える人を見る
私は、正社員の中で管理職を担えそうな人に話し、今の業務を別の人へ渡して、上の役割を試してもらう案を出しました。外から一人迎えるだけが選択肢ではありません。
会社の仕事や基準を知っている人が、次の役割を担う可能性もある。言われたことをこなすだけでなく、責任を持ってやり抜けるかを見てください。
入口の条件業界水準を確認
次の役割任せる仕事と基準を合意
成長と報酬試した役割と報酬を結ぶ

今いる人から、役割を担える人を見る
上の役割を任せるとき、どう試す?
役割を試し、条件を確かめる
相談では、今の給与に上乗せして、上の仕事を試す例を話しました。その金額がすべての会社の基準になるわけではありません。何を任せるか、何をできたと判断するかを合意して試す。
合わなければ、以前の役割へ戻す道も話しておく。報酬と役割の関係を明確にすることで、条件だけでなく仕事を通して人を見られるんです。
